<京都俵屋旅館>旅館の中には図書室も!贅沢な空間

旅行中などの非日常的な所へと行くと、そこがどんな所なのか探検したくなる気分になりますが、それが京都の中でもなかなか泊まる事の出来ない「俵屋旅館」なんて言う特別な所であれば尚更です。

そんな、有名な観光名所よりも見て回るのが難しい俵屋旅館の内部を、ちょっとだご案内しましょう。

随所にあるパブリックスペース

俵屋旅館へと足を踏み入れると、色々な所に希少な美術品や時節の祭事に関わる飾りつけがされているのが目に入ります。
そして、廊下を歩いていると季節の花と緑をあしらった坪庭や、庭師による手の行き届いた中庭があります。

宿泊客の目を楽しませる庭の近くにはテラス風な場所があり、旅館の蔵書が入れられた小さな本棚と共に快適なソファーが置かれ、ゆったりとくつろげるパブリックスペースとなっています。

旅館には珍しい図書室「高麗洞」

旅館の奥にある和風のラウンジのさらに奥。
そこには少し低めの入り口があり、それを潜ると俵屋旅館の図書室「高麗洞」があります。

部屋の奥には庭に面した低い窓があり、その手前には古風な座卓を座布団が囲み、部屋の両側に本棚や椅子が設けられています。

本棚には、俵屋旅館が収蔵している様々な日本の美術品の図書が多く有り、日本文化を取り纏めた書や画集が並んでいます。

高麗洞の中は、さして広い訳でもありませんが、柔らかな光で照らされた室内の雰囲気には独特の風情が有り、この中で画集などを眺めると、いつの間にか時間が過ぎている感覚に陥ります。

隠れ家の様な書斎「アーネスト・スタディ」

俵屋旅館には、もう一つ変わったパブリックスペースがあり、そこは午後5時から11時までの時間しか入る事ができません。
それが旅館の二階にある書斎「アーネスト・スタディ」です。

こちらは俵屋旅館を取り仕切る11代当主の佐藤年さんの夫、故アーネスト・サトウ(佐藤善夫)氏の書斎をラウンジとして再現した部屋で、部屋の内部は和風とは打って変わって洋風の装いをしています。

世界で活躍した写真家で、大学の美術学部の教授でもあったアーネスト・サトウ氏の集めた蔵書がメインで、こちらの書架には洋書の美術関連の本が多く有ります。

部屋に中には書架の他にも、世界でも有名なデザイナーの手掛けた北欧家具が置かれており、奥には五角形の間取りをした小空間に、ゆったりとしたカウチとクッションがあります。

アーネスト・スタディの一角にはミニキッチンがあり、そこには夜の一時を演出する紅茶や菓子が用意されており、この書斎へと訪れた人が自由にお茶を選び、それを煎れて飲みながら、京都滞在の思い出の一ページを作れます。

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