最近、話題になったニュースの中に「新しいチョコレート製法」のトピックがありました。
ダーク、ミルク、ホワイトに続いて「ルビー」というチョコの種類が生まれたそうです。
これらのチョコを作りには、どれも質の良いカカオが欠かせませんが、そのカカオが栽培できる地域も限られています。
基本的にはカカオだけでなく、バナナの木の葉もチョコレートの原材料を作るのに必須で、カカオとバナナの両方が育つ熱帯地域でしか本物のチョコレートは作れません。
日本では沖縄や小笠原諸島の一部でカカオが育てられていますが、日本に一番近い外国での生産地は台湾にあります。
この記事では、その台湾にある阿信巧克力(アシンチョコ)農場の魅力をご紹介します。
阿信巧克力農場って?
カカオの木は大きくなるまで他の樹木の陰で育てる必要があり、その特性は台湾で元々育てられていた南国産の果物やビンロウの木々を利用して育成するのに最適な作物でした。
そして世界的なチョコレートの需要の高まりもあり、台湾の南部では巧克力農場(ちょこのうじょう)が急速に増え、阿信巧克力農場もその一つです。
場所は台湾のビーチリゾートで有名な墾丁の西側の沿岸エリアにあり、ホテルや街中からでも楽に行ける所ですので、旅行プランに組み込みやすいと思います。
生のカカオが味わえる阿信チョコレートファーム
阿信巧克力農場は「阿信チョコレートファーム」とも呼ばれており、台湾にあるカカオ農場の中でも農場体験ができる所として有名です。
阿信チョコレートファームで出来る一番貴重な体験は、何と言ってもチョコになる前のカカオの実を味わえる事です。
カカオの果肉は甘酸っぱいトロピカルフルーツに近い味で、それに包まれた種子を齧ると少しチョコレートの風味がします。
日本では滅多に出来ない体験ですので、旅行の思い出としても印象深い物になる事、間違いなしです。
私も初のカカオを食べてみました!また、カカオドリンクもご馳走になりました。
親子でも楽しめる体験教室
案内されてカカオ農場の中の散策を終えたら、次は体験教室に行ってみましょう。
「チョコデザインDIY」の体験教室では、出来上がったチョコソースと流し込む型を用意してくれますので、参加者は自由気ままにデザインしたチョコレートを作る事ができます。
「小さな農夫の箱畑DIY」は子供向けに作られたカカオの作付け体験教室で、用意された植木鉢に好きな絵を描いてもらい、その鉢植えにカカオの苗を植えます。
「ハーブオイルDIY」は、ただハーブオイルを作るだけでなく、熱帯地方特有の蚊や虫を遠ざけてくれるハーブオイルを作らせてくれます。
ですので、台湾の墾丁に行くなら最初に阿信巧克力農場に行って、ここで虫除けハーブオイルを手に入れて他の自然あふれる名所に向かうと良いかもしれません。
阿信巧克力農場は農場で育てられたカカオを使って、オリジナルブランドのチョコレートも販売しています。また、阿信巧克力農場の前のホテルYOHOホテルにも置いてあります。
カカオを食べた土産話と一緒に、友人にお土産を渡すのも面白いかもしれませんね。
子供も大人も楽しめる
カカオやチョコレート以外にも子供も大人も楽しめるモノが3つ、このチョコレート農場にはあります。
遊具で遊ぶ
子供も遊べる遊具が何個か設置されています。
私が行ったときは真夏のお昼だったので、外で遊べるほどの気温ではなかったのですが、夕方だと快適に遊べそうです。
動物を見て楽しむ
ここで見るのはカカオやチョコレートだけではございません。
動物もたくさんいます。鴨や・・・
トリも・・・
音楽を聴く
時間によっては音楽も聴くことができます。
音楽が終わったあとには、一緒に写真を撮ってもらえます。(笑)
まとめ
阿信巧克力農場は台湾でも有名なチョコレート農場です。向かいのYOHOホテルに泊まっている方は無料で行けるので一度行ってみてもいいでしょう。
またそうでない方も、なかなかカカオの木や、カカオ、カカオドリンクを楽しむことができる場所はないので、ぜひ行ってみるのをおすすめします。
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