せっかくミラノにまで来たんだからおいしいものを絶対食べたい!そう思うのは食大国イタリアを旅行先に選んだのなら当たり前ですよね。
だけど、ベビーカーや小さな子と一緒にレストランに行くのは気が引けちゃう…、ヨーロッパでは子どものしつけに厳しいと聞いたこともあるし…と不安に思っているのなら、ここイタリアではその心配はご無用です。
イタリア人は子どもが大好き!私もここで子育てをしていますが、時におせっかいなほどに目をかけてくれ、あたたかく見守ってくれるイタリア人に支えられてとてもハッピーなママライフをおくっています。旅行でも子どもを連れていると人懐っこいイタリア人の国民性を本当に実感できると思いますよ。その子どもへのやさしさはレストランでも一緒。かなり高級なレストランでない限り、どこでも子どもは大歓迎です。
遠慮せずに気になるお店にトライしてほしいですが、そんな子どもフレンドリーなイタリア・ミラノの中でも、特に子連れにやさしいレストランを紹介しますね。
Rosso Pomodoro (ロッソ ポモドーロ)
店名はイタリア語で赤いトマトという意味。ナポリの味が楽しめるカジュアルなレストランです。ミラノ市内にも何店舗かあるチェーン店なのですが味はもちろん本格派。チェーン店といってもお店の中の釜で焼いた熱々のピザをいただけます。メニューにはピザ、パスタの他に軽くつまめるフライものもあり、小さなお子さんも喜ぶものがたくさんです。英語メニューがあるのもうれしいところですね。
店名にトマトとつくだけあって、ここのお店では是非トマトソースのものを試してみてほしいです。シンプルなトマトソースのパスタやトマトとモッツァレラのマルゲリータピザなどで味わえる凝縮したトマトの旨味と甘味にきっと驚いてしまうはず。
便利な場所にいくつかあるお店なのでぶらぶらと観光していたら目に入ると思いますが、いちばん使い勝手がいいのはショッピングストリートのモンテナポレオーリ通りからも近いこちらです。
Rosso Pomodoro (ロッソ ポモドーロ)
Via Durini 28,20122 Milano
Caffetteria villa necchi campiglio (カフェテリア ヴィッラ ネッキ カンピッリオ)
かつて、ミラノの裕福なブルジョワとして有名だったネッキ家が贅をつくして作らせたお屋敷がこのvilla necchi (ヴィッラ ネッキ)。今は博物館として公開されています。緑あふれる庭園があり、当時としてはかなり珍しかったというプールやテニスコートもある豪邸。そのプールのすぐそばに博物館を見学しなくても入れるカフェテリアがあります。カフェテリアと名がつくものの、前菜、パスタ、メイン、デザートとメニュー内容はしっかりとしたイタリアンレストラン。もちろんパスタだけを頼むことも可能。お茶だけでも楽しめます。
お庭の中にあるレストランなので、ちょっと退屈しちゃったお子さんがお散歩していても大丈夫。緑につつまれ、いやされながらおいしいイタリア料理も楽しめるおすすめスポットです。
Ceffetteria Villa Necchi Campiglio(カフェテリア ヴィッラ ネッキ カンピッリオ)
Via Mozart 12, 20122 Milano
Eataly(イータリー)
イタリアの食材ならなんでも揃う、イタリアンフードマーケットEataly(イータリー)。お土産を買うのにぴったりなお店ですが、この中にあるレストランがかなりオススメ。レストランといってもフードコートのようなとってもカジュアルなお店。旬の新鮮な食材で作られたお料理はフードコートとは思えないクオリティでイタリア料理の奥深さに驚いてしまうと思います。
マーケットの中にあり、わいわいした雰囲気なのでお子さんが騒いでも気にならないし、お料理がくるまですぐお隣で売っておるお魚を眺めにレストランを出ても問題ナシ。レストランで使用している食材がマーケットで購入できるのもいいですね。
Piazza venticinque Aprile 10,20122 Milano
Luini(ルイーニ)
最後はちょっと番外編。
お腹をすかした子どもが観光の途中で不機嫌になってしまうことってありますよね。そんな時におすすめなのがここLuini(ルイーニ)です。
ミラネーゼたちも列を作るパンツェロッティと呼ばれる揚げピザのテイクアウトのお店です。大人の手の平ほどの小さい揚げピザなのでおやつに最適。熱々のチーズがこぼれ落ちてくるので気をつけてくださいね!
Via Santa Radegonda16, 20121 Milano
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