京都夏のイベント特集2019

第1位「祇園祭」

京都の夏のイベントで一位を飾るのは、ずばり「祇園祭」と言う他ないでしょう。
京都の三大祭だけでなく日本の三大祭にも数えられる祇園祭は、10年ほど前にユネスコの無形文化遺産に登録されたこともあり、世界的にも有名な祭りとなりました。

祇園祭は八坂神社を中心として、毎年7月の一ヵ月間を丸々使って盛大に行われます。
お祭りとしては一ヵ月もの長期間に渡って行われるので、見どころが多いのも祇園祭の特徴の一つですが、特に大きな盛り上がりを見せるのが7月の14日から16日にかけて行われる「宵山(よいやま)」の三日間と、山鉾巡行の行われる「前祭」の17日と「後祭」24日の二日間です。
連綿と受け継がれて来た伝統的な技法と装飾を使って山鉾(やまぼこ)を組み立てて飾り付ける様子も赴き深いものですし、その出来上がった煌びやかな山鉾が祇園囃子と共に町中を巡る山鉾巡行は壮観です。

山鉾以外にも見どころは数多く有り、宵山の期間中には「屏風祭」と呼ばれる山鉾町全体を美術館の様にする催しもあり、山鉾町の歴史ある旧家や名家が秘蔵する品々を行き交う人々が観賞できるように飾り付けるという、京都以外では見る事が叶わない楽しみ方が出来るのも祇園祭の醍醐味の一つです。

もちろん、お祭り特有の屋台などを楽しめる期間もあります。
15日と16日の二日間は河原町から四条烏丸までの通りが歩行者天国として開放され、祭りの規模に見合う数と種類の出店が立ち並びます。
お祭り屋台定番のグルメや露店はもちろん、祇園祭の露店でしか食べられない限定グルメやスイーツなどの楽しみも観光客を待って居ます。

そして、2019年の祇園祭は特に話題となっており、新元号の令和元年となった今年の開催では、祇園祭の間でしか手に入らない希少な御朱印を求めて全国各地から人が集まるのではないかと囁かれています。
ですので、今年の祇園祭での御朱印を手に入れたい方は、入念な準備をして挑みましょう。苦労して手に入れた分だけ、ご利益も高まるかもしれません。

場所:八坂神社、山鉾町
開催日時:7月1日~7月31日

第2位「お化け屋敷」

夏の風物詩といえば、お化け屋敷。毎年京都では何個かのお化け屋敷イベントが開催されています。

場所:未定
開催日時:未定

第3位「納涼床」

京都の夏の風物詩の一つといえば、涼やかな風と水の流れる河川の川面に、せり出す様に設けられた「納涼床」も有名です。

京都の夏の情景として、皆さんも一度は何かの媒体を通して目にした事があると思いますが、規模的にも有名なのは鴨川の納涼床でしょう。
鴨川納涼床では100軒近い店舗が鴨川沿いに並んで納涼床を出しており、その夜景は、納涼床から溢れる明かりが川面で揺れて反射し、独特な雰囲気と合わさって、外から見ても内から見ても、夢幻的な雰囲気が感じられます。
もちろん、そのどれもが飲食店という事もあり、京都の伝統料理から和洋中を問わずに様々なグルメが堪能できます。
夜間だけでなく日中の鴨川納涼床を体験してみたいのであれば、5月と9月に行ってみましょう。
鴨川の納涼床は基本的には夜間のみとなっていますが、暑さが落ち着いている5月と9月だけはランチも楽しめる様になっています。

近年、ネットなどのSNS等を中心に人気が高いのが高雄と貴船の納涼床です。
こちらの2カ所の納涼床は鴨川程の規模ではありませんが、両方とも京都の山間の水源地に近い事も有り、清涼な空気が満ちた避暑地としても人気があります。

高雄の納涼床は、自然豊かな山林の木々に囲まれた川原に設けられており、時期が良ければ天然記念物の源氏蛍の光が飛び交う中での幻想的なひと時が楽しめます。

水の神社として有名な貴船神社付近の納涼床は渓流の真上に設けられており、涼やかな水音と共に流れる水と風と森の清涼感を全身に感じて、身も心もリラックスできる納涼床となっています。

鴨川納涼床
場所:鴨川沿い二条から五条にかけてのエリア
開催日時:5月~9月、17時~23時の間(5月と9月は12時頃から)

高雄納涼床
場所:高雄、清滝川沿い
開催日時:5月~11月の間の日中(6月~9月の間は夜間も営業中)

貴船納涼床
場所:貴船神社周辺
開催日時:5月~9月、11時~21時の間

第4位「嵐山と宇治川の鵜飼」

毎年、鮎が旬の時期を迎えると全国ニュースに取り上げられるのが、日本の伝統漁である「鵜飼」のニュースです。
京都の鵜飼は嵐山と宇治の2カ所が有名で、夏の鵜飼の時期になると特別なツアープランも組まれています。

日本の鵜飼の歴史は長く、古くは1400年以上も前からあるという記録もあり、嵐山の鵜飼を見物するツアーでは、平安時代の貴族の夏の遊行の一つとして鵜飼を楽しんでいたという記録に基づき、その舟遊びを経験できる様な物まで用意されています。

もう一つの京都の鵜飼の名所である宇治川では、船の上で食事やデザートを楽しみながら鵜飼の様子を眺められたり、船によっては貸切る事も可能で、川面の涼しさと京都の夏の風物詩の景色を眺めながら、のんびりと京都旅行の一幕の思い出を作る事が出来るのが魅力です。

夜の川に船を浮かべ、その船の上で大きな篝火を焚き、煌々と燃え盛る炎に照らされた川面の中を泳ぎ回って鮎を捕まえる鵜の群れの姿を眺めていると、飽きの来ない楽しさを感じます。
もちろん、嵐山でも宇治川でも、鵜飼の鮎漁で取れた鮎を使った料理を楽しめるプランがありますので、旬の美味しい鮎を堪能してみるのもお勧めです。

場所:嵐山大堰川、宇治川
開催日時:5月~9月の間

第5位「貴船神社の水まつり」

納涼床でも少し紹介した貴船神社は水に纏わる神社として有名で、近年では様々な方面で夏の京都旅行の目的地の一つとして人気が高まっています。
そして、暑い夏に涼を取るにぴったりの水を祀る祭りも行っています。

貴船山と鞍馬山との山間にある貴船神社は、澄んだ水の流れる渓流と神秘的な雰囲気が漂う緑豊かな山林に囲まれた所にあります。
この清浄な地には、風水などでも有名な龍脈から力が流れ出るとされる龍穴があるとされ、こちらの貴船神社にある龍穴は日本三大龍穴に数えられるほどに、力を持つ日本屈指のパワースポットとして有名な場所です。

色々な魅力のある所として有名な貴船神社ですが、夏の有名な行事としては、7月に行われる「水まつり」が知られています。
水の神様に水の恵みの感謝をささげる水祭りは、同時に七夕の時期という事も有り、神社の周囲に七夕笹飾りとライトアップなどがなされ、いつもは厳かな雰囲気の貴船神社が水まつりの間は賑やかな装いに染まります。
水まつり自体は他の京都の名所の祭りの様な派手な物ではありませんが、貴船神社特有の落ち着いた涼やかな雰囲気と、周囲の山林と渓流に設けられた納涼床などは、夏の京都旅行の合間に一息つきたい時に行く場所として最高の場所かもしれません。

一つ注意点を挙げますと、2019年の貴船神社の水まつりは開催日時が例年とは違いますので、祭りの祭典を見たい方は日程を調整しておきましょう。
水祭りは毎年7月7日に行われるのですが、その開催日の7日の曜日が「土日」の場合は翌月曜日に開催するという決まりになっています。
つまりは、今年の2019年7月7日は日曜日ですので、今年の貴船神社の水まつりは7月8日の月曜日に開催される予定になっています。
七夕飾りや納涼床を目的として行くのであれば問題ありませんが、水まつりを目的に貴船神社に行く場合は7月8日の午前中に行きましょう。

場所:貴船神社
開催日時:2019年の開催は7月8日(月)、10時~15時