日本のお茶所の一つとして有名な京都ですが、その京都も最近人気の「ほうじ茶」を見逃すはずありません。
京都の街角に建つお茶屋から漂ってくる茶葉を焙煎する香ばしい匂い釣られて、その茶屋に入ってみると、抹茶や緑茶のみならず「ほうじ茶スイーツ」を出すお店が増えてきているんです!
歴史や伝統だけでなく、そんな流行にも敏感な京都の作り出す「ほうじ茶スイーツ」を出すお店は何処でしょうか?
今回は、そのお店をピックアップしていきましょう!
焙じ茶パフェ「祇園 北川半兵衛」
茶筒に入ったほうじ茶のパフェがたまらなく美味しい!パフェグラスではなく、茶筒っていうのがなんとも粋ですな~
ほうじ茶スイーツだけではなく、お茶も美味しいので、ほうじ茶パフェにほうじ茶を組み合わせて飲んでもいいですし
玉露やお抹茶などと合わせて食べるとさらに、美味しいです。
都路里のほうじ茶パフェ
都路里祇園本店のメニューには、宇治ほうじ茶を使用した見るからに美味しそうなパフェがいくつか名を連ねています。
和風のパフェは全体的にさっぱりとした味わいが特徴的ですが、宇治ほうじ茶を使用したパフェともなれば改めて考えるまでもなくとても食べやすいことでしょう。
では都路里祇園本店で提供されている宇治ほうじ茶を使ったパフェとはどんなパフェなのか、これから紹介していきますよ。
シンプルながら食欲をそそる「ほうじ茶パフェ」
センターに配置されたグリーンのソフトクリームに食欲を自然とそそられるのはもちろん、それを囲むさまざまな和スイーツが印象的なのが都路里の「ほうじ茶パフェ」です。
他のパフェと比べると色合いがやや地味に見えてしまうかもしれませんが、シンプルな分とても食べやすいです。
あまりにゴテゴテとしたパフェとは一線を画していますので、ほうじ茶を使ったパフェの味をストレートに楽しむことができます。
ほうじ茶を使ったパフェを堪能したい、そんな時に食べたいのがこの「ほうじ茶パフェ」ですね。
使われているお茶は宇治ほうじ茶と宇治抹茶だけですので、お茶の魅力をたっぷりと吟味することができます。
他のパフェと比べると価格が少しだけ安いですし、ほうじ茶を使ったパフェをシンプルに味わいたいのなら、最も手を出しやすいのはこの「ほうじ茶パフェ」ですね。
ほうじ茶の魅力がたっぷり詰まっているほうじ茶を使ったパフェの「淡雪」
他に店のおすすめとして紹介されているのが「淡雪」という名前のパフェです。
香ばしいさが売りのほうじ茶とヘーゼルナッツのブラウニー、さらにはほうじ茶ココアのクッキーなど、ほうじ茶パフェと呼ぶにふさわしい構成のパフェです。
これだけいろいろな形でほうじ茶がパフェに使われているなら、思わず食べてみたくなりますよね。
店が特におすすめしているのも納得です。
また桃色、白色、緑色など、見た目の色彩がとても豊かなのも「淡雪」の特徴ですね。
思わず写真に撮って残しておきたくなるほどのキレイさですよ。
とても豪華なパフェですから味だけではなく食感も楽しめますし、都路里祇園本店でほうじ茶のパフェを食べるなら、「ほうじ茶パフェ」だけではなく「淡雪」もおすすめです。
住所:京都府京都市東山区四条通祇園町南側 573-3 祇園辻利本店 2階及び3階
営業時間:10時から22時まで
定休日:無
ふじや茶舗のほうじ茶ソフト
京阪本線の清水五条駅から五条通、五条坂と歩いた場所にあるのが、ほうじ茶ソフトを販売しているふじや茶舗です。
ふじや茶舗はさまざまなお茶系ソフトを販売しているので、お茶系ソフトが好きならぜひとも目をつけておきたいお店です。
ほうじ茶以外では、超濃抹茶、玄米茶、麦茶などのソフトを販売していますよ。
まさにお茶系ソフトそろい踏みといった印象ですので、できることなら全部食べてみたいですよね。
ほうじ茶色に染まった見た目が食べたい気持ちを高めてくれるほうじ茶ソフト
それらのお茶系ソフトの中でも特に目を引くのが、ほうじ茶の色合いに染まっているほうじ茶ソフトです。
ふじや茶舗のほうじ茶ソフトは、こだわりの詰まった一品です。
ふじや茶舗の抹茶と同様の石臼で丹精込めて作られたほうじ茶の粉を、これでもかというぐらいたくさん練り込んでいるのが、ふじや茶舗のほうじ茶ソフトの大きな特徴です。
さらに上側にはほうじ茶粉をふりかけているため、ほうじ茶のとてもいい香りがします。香りのよさはほうじ茶の魅力の1つとなっているわけですが、その魅力を余すところなく引き出しているのがふじや茶舗のほうじ茶ソフトです。
またソフトクリームはもちろんくちどけ柔らかでやさしい仕上がりになっていますから、ほうじ茶との組み合わせで美味しさがいっそう引き立っています。
ほうじ茶とソフトがちょうどいいバランスで融合していますから、美味しくてペロリと平らげてしまうこと間違いありません。
香りと味の両方で楽しませてくれるふじや茶舗のほうじ茶ソフト
香りで楽しませてくれるのはもちろんのこと、まるでお茶を食べているかのような新しい感覚を与えてくれるのが、ふじや茶舗のほうじ茶ソフトです。
ほうじ茶ソフトを食べるというだけでも日常生活の中でそう簡単にはできないことですが、ふじや茶舗のほうじ茶ソフトはさらにそれ以上の感覚を与えてくれることに期待できます。
お茶系スイーツがとにかく好き、いろいろなタイプのソフトを食べてみたい、そんなスイーツへの飽くなき欲求を満たしてくれるのが、ふじや茶舗のほうじ茶ソフトです。
もしもふじや茶舗近くを訪れる予定があるならぜひとも訪れておきたいですし、ふじや茶舗のほうじ茶ソフト目当てで旅行の予定を組んでもいいのかもしれないですね。
住所:京都府京都市東山区清水2-211
営業時間:9時から18時
定休日:無
ますだ茶舗のほうじ茶ソフト
京阪宇治駅から歩いて約10分のところにあるのが、ますだ茶舗です。
平等院表参道の一角にあるといったほうが的確かもしれません。
ますだ茶舗は京都らしいたたずまいのお店で、和風、古風という言葉がぴったりです。
入店する前から、ほうじ茶ソフトの味に思わず期待してしまいますね。
ますだ茶舗は、さまざまな和のメニューを揃えているのですが、それらの中にまじっているのが和スイーツのソフトクリームメニューです。
ソフトクリームメニューは抹茶ソフトが有名なますだ茶舗ですが、ほうじ茶ソフトもあります。
どちらも見た目的にとても美味しそうなソフトですが、今回はほうじ茶ソフトについて取り上げていきますよ。
自然に近い仕上がりになっているのがますだ茶舗のほうじ茶ソフト
ますだ茶舗のほうじ茶ソフトは、自然に近い仕上がりになっているのが特徴のほうじ茶ソフトです。
あまり余計なアクセントは加えておらずとてもシンプルな見た目ですが、だからこそ「ザ・ソフトクリーム」の印象が強いですね。
ほうじ茶ソフトを食べるならそれだけに集中したい、そんな欲求に応えているのがますだ茶舗のほうじ茶ソフトです。
芳醇な香りと甘過ぎないさっぱりとした味が心地良いソフト
ますだ茶舗のほうじ茶ソフトは、ほうじ茶ならではの芳醇な香り、さらにさっぱりとした甘過ぎない味がとても心地良いソフトです。
たとえ甘過ぎるのがあまり得意ではなくても、おさえられた甘さですからとても美味しく食べられます。
全体的にさっぱりとしているので、とても食べやすいのはありがたいですよね。
旅行で京都へ行けばスイーツをはじめいろいろな物を食べることになりますから、あまりに重たいスイーツだとすぐにお腹いっぱいになっています。
その点ますだ茶舗のほうじ茶ソフトはさっぱりと食べられますから、見た目のボリューム感ほどの重たさを感じることなく食べ切れておかしくありません。
これは京都を旅行するうえでとても助かりますよね。
ほうじ茶ソフトを食べるなら宇治市にあるますだ茶舗
ほうじ茶ソフトを食べるならぜひ宇治市で食べたい、そう思いたくなりますよね。
宇治市なら間違いなく本場中の本場なわけですから、ほうじ茶ソフトの味にも十分期待できます。
ますだ茶舗なら、その本場のこだわりが詰まったほうじ茶ソフトを食べることができます。
甘さをおさえつつも香りはしっかりと残していますし、とても自然な仕上がりにこだわっているのがますだ茶舗のほうじ茶ソフトです。
ほうじ茶ソフトを食べるなら、ますだ茶舗のほうじ茶ソフトはぜひとも食べておきたいですよね。
住所:京都府宇治市宇治蓮華21-3
営業時間:8時30分から18時
定休日:無
ほうじ茶フォンデュ「錦一葉」
京の台所と呼ばれる錦市場に店を構える「錦一葉」は抹茶スイーツで有名なお店ですが、ほうじ茶関連のスイーツにも力を入れています。
焙じ茶パフェはもちろん、焙じ茶のムースなど、抹茶スイーツに負けない数のほうじ茶スイーツを取り揃えてあります。
中でも異色なスイーツが、ほうじ茶フォンデュです。
小さな木で組んだ引き出しの付いた棚の様な容器の上に、ほうじ茶とチョコとを混ぜたフォンデュソースが入った器が載っており、引き出しの中には一口サイズの色とり
どりの食材が宝石の様に収められています。
それらの食材を、ほうじ茶フォンデュソースに付けて食べる訳です。
なんとも、味、見た目、面白さ、と三拍子そろったスイーツです!
お茶パフェの元祖「京はやしや 京都三条店」
明るい雰囲気の佇まいカフェテリアの「京はやしや 京都三条店」は、京都の中でも逸早く抹茶パフェを売り出した事で有名なお店です。
その敏感な感性は衰えておらず、もちろんほうじ茶のスイーツも揃えてあります。
ほうじ茶を使った「朝かおりパフェ」は、抹茶パフェで培ってきた技術をいかんなく発揮し、京都の中でも上位に挙がるパフェとして完成しました。
この他にも、ほうじ茶を使ったテイクアウトのお菓子なども取り揃えており、店内でパフェを楽しんだ後に、お土産でほうじ茶スイーツを買って帰る事も出来ますよ。
ぷるぷるのほうじ茶プリンパフェ「福寿園」
江戸時代から続くお茶屋である福寿園。
京都の四条通の街角にある本店の2階では「京の茶寮」という、シックでモダンなカフェを開いています。
そちらのカフェでは、ほうじ茶プリンパフェ、ほうじ茶ブリュレの二つのほうじ茶スイーツを堪能できます。
飲み物にもホットとコールドの二種のほうじ茶カプチーノがあり、季節に合わせて注文すると良いでしょう。
もちろん老舗のお茶屋という事もあり、ほうじ茶スイーツを堪能した後に、本店の方へと足を運び、お茶関連のお土産を物色できます。
ふるえて溶ける生茶ゼリイ「中村藤吉本店」
京都の中でもお茶の町として知られる宇治に本店を構える「中村藤吉」は、こちらも福寿園と同様に老舗のお茶屋として有名ですが。
「向こうがプリンなら、こちらはゼリイだ!」と言わんばかりに、お茶を使ったゼリーを提供しています。
中村藤吉本店の中にあるカフェでは、太い青竹の器に、あんみつの様に盛られた生茶ゼリイのほうじ茶味が人気です。
上質なあんこと一緒に口の中へと運ぶと、ほうじ茶の香りと味が混然となって口の中に広がります。
方やプリンとパフェで盛り付け、片や日本式のパフェとも言えるあんみつ風にゼリーを盛り付けているというのは、双方の店舗が互いに意識しているからなのかと勘繰りたくなりますが、どちらのスイーツも大変美味しいので気にしてはいけません。
最近の京都は和のテイストを絡めたスイーツの流行に敏感なグルメの町です。
今、こうしている間にも京都の街角にあるカフェでは、ほうじ茶を使った新たなるスイーツを模索している事でしょう。
今流行りの新しいほうじ茶スイーツを探してみるのも面白いかもしれませんね。
おまけ:美味しいほうじ茶を飲もう
ほうじ茶ソフトやほうじ茶パフェもいいですが、美味しいほうじ茶も一度飲んでみませんか??
最初に紹介した「祇園北川半兵衛」お茶の問屋さんがやっているカフェです。平日も週末も大賑わい。
一般的にはあまり知られていませんが、お茶に詳しい人ならだれでも知っている、日本で一番のお茶の卸の会社です。
そこがネットでお茶の葉を販売したところ、飛ぶように売れてしまっているみたい。
(画像をタップするとアマゾンにとびます)
一度飲んでみてくださいね!