京都で雛人形を買おう!おすすめ店10選

京都雛人形




毎年3月3日に行われる雛祭りは、古くは平安時代の人形遊びから始まったと言われています。

日本に住んでいるのであれば、皆どこかしらで雛祭りの飾りつけを目にした事があるでしょう。

その飾りつけの中でも主役と言えるのは、やはり「雛人形」です。

飾られているお雛様の絢爛豪華な様相は、いつ何時でも老若男女問わず目を惹き付けます。

今日は、その雛祭りと雛人形の本場とも言える、歴史ある古都の京都で雛人形を買い求めるなら何処が良いか?とお悩みの人に向けて、おすすめのお店を紹介していきましょう。




作製風景を見学できる人形工房「たくみ人形」

京都特有の雛人形である京雛を作っている人形工房の直営店が、京都の上京区にある「たくみ人形」です。

店舗の1階は作業場としても使われており、実際に雛人形などを丁寧に手作りしている様子が見学でき、2階は工房で作られた人形を並べてあるショールームとなっています。
来店したお客の目が光る中で作業を続けて作り上げられた京雛は、そのどれもが丹精込められた一品であることが伺えます。
雛人形の購入だけでなく、貴重な経験が出来るオススメの人形店です。

店舗情報

住所:〒602-8475 京都府京都市上京区 五辻上る牡丹鉾町552−3 千本通
電話:075-441-8333
営業時間:10:00~18:00
定休日: 水曜定休
たくみ人形の公式サイトはこちら

伝統工芸士雛幸作の雛人形を扱う「橋本人形店」

京都雛人形

京都でも指折りの雛人形作りの伝統工芸士である平安五世雛幸の作品が買えるのが、 下京区にある「橋本人形店」です。

作業風景や作品がテレビなどでも紹介されるほどで、雛幸さんの作られる雛人形は繊細で壮麗な仕上がりです。

こちらも作業風景が見物できる店舗構造をしており、ショールームではお客のニーズに合わせた組み合わせやカスタマイズも請け負っています。

店舗情報

住所:〒600-8054 京都府京都市下京区仏光寺麩屋町西入仏光寺東122
電話:075-351-2818
営業時間:9:00~18:00
定休日: 無休
幸作さんの公式サイトはこちら




磨き抜かれた技で織りなす京雛有職雛「大橋弌峰」

京都の伝統産業優秀技術者賞を受賞するなど、高い技術と伝統をもつ雛人形を作っているのが京都市上京区に店を構えている人形職人の「大橋弌峰(おおはし いっぽう)」さんです。

有職雛(ゆうそくびな)とは平安時代の公家装束や小物などを正確に再現している雛人形の事で、大橋弌峰さんはその有職御雛人形司の二代目として京都に店を構え、伝統技術を持った専門職人達が手掛けた素材を、大橋弌峰さんが先代から受け継いだ技術を使い京雛の有職雛として作り上げています。

大橋弌峰さんの作る京有職雛は大手百貨店などのショールームなどにも並べられおり、まさしく古式装束を正確に再現した芸術品と言えます。

店舗情報

住所:〒602-8165 京都市上京区千本通出水上る尼ヶ崎横町362
電話:075-432-0115
営業時間:9:00~19:00
定休日:第二の第四の土、日(年始より3月3日までは無休)

名工に生み出された有職雛の元祖「安藤人形店」

今から遡る事100年以上前、京人形師の名工であった初代桂甫が有職雛を作り始めたと言われています。

その初代桂甫の技を受け継ぎ、京都における人形文化の第一人者とも言われているのが二代目桂甫となった安藤忠男さんです。

彼の作る有職雛はモダンながらも華やかさがあり、店舗のショールームでもその壮麗な雛人形を見る事が出来ますが、それ以外でも京都の有名ホテルなどで行われる雛祭り関連のイベントでも重宝されおり、京都での雛祭りを盛り上げる一助となっています。

店舗情報

住所:〒602-8034 京都府京都市上京区油小路通丸太町上る米屋町273-2
電話:075-231-7466
営業時間:10:00~18:00
定休日: 第二の土、日、祝日(1月3日~3月4日まで無休)
安藤人形店の公式サイトはこちら




西陣織を使った雛人形「京人形 もりさん」

京都雛人形

京都の誇る伝統工芸の一つである西陣織を使った雛人形を取り扱っているのが「京人形もりさん」です。

もりさんでは、人形に使う西陣織の製織から雛人形作りまでを一貫して行っており、その雛人形のラインナップは綺羅びやかな雅さがあり、華やかな雛祭に飾る雛人形としてお勧めの一品です。

店舗情報

住所:〒602-8281 京都市上京区中立売通千本東入加賀屋町402番地
電話:075-432-1205
営業時間:10:00~17:00
定休日: 土、日、祝日(節句展示販売期間中は土日祝も営業)
京人形もりさんの公式サイトはこちら

京都有数の老舗人形専門店「田中彌」

京都でも指折りの人形専門店の老舗して知られているのが「田中彌(たなかや)」です。

創業は1808年と200年以上も前で、以来、京都四条の一角で伝統工芸を守り続けてきました。

開放的に作られた店舗には様々な雛人形が並び、通りから店内を見ただけでも華やかな様相が見て取れます。

京都の有名人形専門店という事もあり、有名な名工の手がける雛人形も飾られており、お店でありながら一種の美術館の様な雰囲気が感じられます。

何カ所もの人形店を回るのが困難な場合は、この田中彌へと足を運ぶと良いのではないでしょうか。

店舗情報

住所:〒600-8005京都市下京区四条通柳馬場東入立売東町9番地
電話:075-221-1959
営業時間:10:00~18:00
定休日: 水曜日
田中彌の公式サイトはこちら




手軽に雛人形を買いたいなら「京人形 み彌け」

京都旅行のお土産ついでに雛人形も買っていきたい、もっと気軽に雛人形を買いたい、そんな方は「京人形 み彌け(みやけ)」に行ってみましょう。

み彌けではお土産感覚で買える雛人形から本格的でゴージャスな物まで、色々な雛人形が取り揃えてあります。

人形以外にも、人形作りで培った伝統技術をつかったバッグや小物などのお土産類も充実しています。

京都の伝統工芸を使った一風変わったお土産を買い求める人にもオススメです。

店舗情報

住所:〒611-0042 京都府宇治市小倉町南堀池103-53
電話:0774-22-5008
営業時間:10:00~18:00
定休日: 日曜、祝日
み彌けの公式サイトはこちら

祭事の飾り物ならここにお任せ「京都島津」

「京都島津」は京都でも有名な伝統的な品々を取り扱う大店です。

歴史も古く、今でも伝統を受け継ぎながら京都を中心に商いをしており、雛人形だけでなく年中行事に必要となる様々な品を扱っています。

京都内の店舗の数も多くお店の規模も大きいので、一度は見てみる事をお勧めします。

店舗情報

住所:(総本店)〒600-8082 京都市下京区高倉通四条下ル高材木町216番
(洛西本店)〒615-8157 京都府京都市西京区樫原芋峠18−1
(久世本店)〒601-8212 京都府京都市南区久世上久世町798−1
電話:(総本店)075-341-1181、(洛西本店)075-393-6641、(久世本店)075-933-6677
営業時間:(総本店)10:00~18:00、(洛西本店)10:00~17:00、(久世本店)10:00~17:00
定休日:水曜(1月2日~5月5日まで無休)



雛人形の修繕も頼める「福田人形店」

京都雛人形

こちらの「福田人形店」は人形専門店としても知られていますが、雛人形などの複雑で精緻な人形の修繕もしてくれる事でも有名です。

福田人形店は京都の人形職人による「人形修理職人ネットワーク」という集まりを運営しており、その職人の人達の持つ技術は人形作りだけでなく傷んだ雛人形も蘇らせてくれます。

雛人形本体はもちろん、その小物や装飾の修繕も完璧で、実家から受け継いだ雛人形の修繕や古くなった日本人形全般で困った事があったら福田人形店へと相談してみましょう。

店舗情報

住所:〒600-8173 京都府京都市下京区六条通烏丸東入仏具屋町174
電話:075-351-6917
営業時間:9:00~17:30
定休日:日曜、祝日(1月4日~5月5日までは無休)

食べられる雛人形ケーキ「洋菓子のカトレア」

京都には雛人形の有名工房や名工が多く居ますが、それでも年に作る事が出来る雛人形の数には限りがありますし、7段式の雛人形一式ともなると半年以上前に予約を入れなければ手に入らない事も多く、ギリギリになって購入しようとすると妥協しなければならない状況も起こりえます。

そんな時は本格的な雛人形はきっぱりと諦めて、簡易な雛人形セットと豪華な「ひなケーキ」で雛祭を祝ってはいかがでしょうか?

京都にある洋菓子店「洋菓子のカトレア」では、毎年この時期に雛人形を模したケーキの「ひなケーキ」を販売していて人気を博しています。

もちろん、雛人形で部屋を飾るだけでなく、食卓にも雛祭の飾りつけをしたいご家庭にもオススメのケーキです。

店舗情報

住所:〒607-8348 京都市山科区西野広見町46-11
電話:075-591-4677
営業時間:9:00〜20:00
定休日: 元旦