夫の死亡保険をかける人の割合って?
生命保険に加入している男性の割合は約80%以上、死亡保険として生命保険をかける割合は70%程度だと言われています。
夫の死亡と離婚どちらか身近?
男性が60歳までに死亡する確率は?
男女とも60歳になるまでに死亡する確率は10%以下!
つまり裏を返せば、60歳時点の生存率は、男女とも90%を超えているんです。
一方、日本の離婚率は?
よく3組に1組の夫婦が離婚しているといいますが
東京では婚姻件数が87,167件あることに対し、24,135件の離婚件数が確認されています。(平成27年度厚生省)
東京だと3割弱ですが、実は他の県の方が離婚率は高く、同じデータで京都は35%・北海道は44%です。
婚姻期間で離婚率をみてみると、5年~15年で離婚する人が多いというデータがありますが、最近では婚姻期間が20年以上ある夫婦の熟年離婚ってよく聞きますよね。
離婚がどんどん身近なものになっていってる気がします。
男性の死亡率と離婚率のまとめ
60歳までに夫が死亡する確率は10人のうち1人もいない
日本人の離婚する確率は10人に3-4人
どちらの確率が高いでしょうか?
女性の場合、死亡保険をどうしようかなと悩むよりは、離婚したときどうしようかなと考えた方が現実的かもしれません。
そもそも夫の死んだときにもらえるお金って?
遺族年金
遺族基礎年金や遺族厚生年金というのをご存じですか?
実は生命保険をかけていなくても、お金を受け取れる場合があります。
例えば、お子さん2人いる専業主婦の家庭として、どのくらい支払われるかというと・・・
夫が厚生年金加入で専業主婦子2人の場合(月額35万とすると)
上の子・・・18才まで約180万/年
下の子・・・18才まで約160万/年
が受け取れるんです。
離婚してシングルマザーになったときにもらえるお金
養育費
養育費の目安は会社員の場合、年収の100分の1が月に養育費として貰える相場という人もいます。
その場合500万の年収だと、5万円/月、800万円の年収だと、8万円/月ということになります。
児童扶養手当
ママの年収に応じて、扶養手当は変わってきます。
ただ、18歳未満の子どもを養育している人が所得の低い場合にもらうことのできる手当なので、所得がある程度あるママにはあまり関係のない手当です。
年収300万円の子供1人のシングルマザー、かつ養育費を4万円程度貰っている家庭の場合、約1万円程度しか児童扶養手当はもらえません。
おまけ*助成
貰えるお金ではありませんが、シングルマザーになると医療費が助成されたり、保育料が低料金になるなどという国の制度があります。
医療費がタダになるママもいるので、かなり助かりますよね。
まとめ
以上、まとめると
60歳までに死亡する確率より離婚する可能性の方が高い
↓
例えば厚生年金加入の夫が死亡をした場合、子供が小さいときにきちんと遺族年金がもらえるのに対し、離婚したときの慰謝料や養育費は不確定なことが多い
↓
離婚したときのお金のことについて真剣に考えよう!
ということです。