子供二人理想の年収は?

子供二人理想の年収




  • 子供は二人ほしいけど、ウチの年収で足りるかな・・・
  • 子供二人いるけど、理想の年収ってどのくらいなんだろう・・・

子供二人は欲しい!という家庭は多いはず。

年収が高いにこしたことはないですが、子供を二人育てるにあたって最低このくらいの年収は欲しいというボーダーはあるんです。

実際にFPの資格を持つ私が生活費、教育、旅行の3つの観点から理想の年収をお伝えします。

この記事を読み終えるとこのままの年収を維持しないといけないのか、それとも年収を上げなきゃいけないのかがわかることでしょう。




子供が二人居る家庭の平均年収は?

子供二人理想年収

まずは、理想的な年収を考える前に、子供が2人いる4人家族での全国的な平均収入から見て行きましょう。

子供が二人いる4人家族での平均年収

全国調査の結果を見ますと、4人家族での平均的な年収は「750万円」程度との報告があります。

とは言え、この750万円という数値は高額所得の世帯などもすべて含んだ平均値ですので、世帯数が多いボリュームゾーンの平均を見ますと400~700万円の間が全体の6割以上を占め「550万円」前後が子供が二人いる4人家族の家庭としては一番多いという事が分かりました。

平均より上を理想とするなら

この子供二人4人家族という構成での一番多い年収が550万円前後というデータですが、この平均より上に位置する家庭の多くは「共働き」との話を聞きました。

その話を元に、共働きの家庭の平均的な世帯年収を調べた結果、共働きの家庭の平均世帯年収は「約780万円」とのデータを得られました。

数の多いボリュームゾーンの年収でも「650万円」という数値で、確実に全体の平均年収よりも上です。
東京都のデータですと、子供がいる共働きの世帯は6割を超えており、その内の3割の世帯が年収1000万円を超えている様です。

この事からも、平均より上の年収を理想とするのであれば「共働き」での働き方が、その近道と言えるでしょう。

 




子供二人と理想の生活を送るために必要な年収とは?

子供二人理想年収

次は、生活費、教育費、旅費の3つの観点から理想の収入を見てみますね。

理想の四人家族にかかる生活費

とりあえず理想の生活環境としてのモデルケースとして「一軒家やマンション」に住み「家族と観光名所や海外旅行」などを楽しみ「子供達に良い教育」を与えられる、そんな環境に必要な生活費はどのくらいかを調べました。

住んでいる地域により生活費は変動する部分が多いのですが、首都圏に住んでいる場合ですと生活費と貯金にかける金額は月に「40~50万」ほど、年収にすると「700~900万」ほどの収入が必要になってきます。

都市部でない地域でしたら、この平均から1~2割低くなります。

生活費を大きく左右する3要素

先程挙げたモデルケースの「一軒家やマンション」「家族と旅行」「子供達に良い教育」の3つですが、この「住まい」と「娯楽」と「養育」の三項目は家庭の収支に大きく影響を与える要素です。

この3つのグレードを理想的な物まで上げるためには、どの程度の年収が必要かを個別に見て行きましょう。

子供二人と共に住む理想的な家

子供達が小さい内は良いですが、ある程度の年齢になってくると個別の子供部屋が必要になってきます。
子供が二人居る場合ですと、理想の家の間取りは3LDK以上という事になるでしょう。

東京の相場ですと新築マンションの相場は6000~7000万円、東京近郊やその他の都市部でなら4000万円前後はします。
新築一戸建ての全国平均は4000万円くらいですが、都心に近いほど平均額よりも高くなりますし、逆であれば安くなります。

住宅ローンは年収の5倍が目安と言われていますが、それに当てはめると、東京の新築マンションでなら「年収1000万円以上」は確実に必要で、東京近郊や都市部のマンションでなら「年収800万円」程度の年収が理想と言う事になります。

家族で行く理想的な旅行にかかる費用

旅行などの行楽に出掛けるのに最適な時期は、年に3回ほどあります。
「GW」と「夏休み」に「冬休み」の時期です。

その3回を、海外旅行1回と国内旅行1回、実家などへの帰郷1回とに割り当てた場合の平均予算はと言うと
・海外旅行は、一人に付き「約26万円」、4人家族ですと1回の合計で100万前後くらい

・国内レジャーは、4人家族の場合の平均は10〜15万円くらい
・帰郷の平均予算は3万前後

とのアンケート結果が有りました。
全部を合わせますと、年に「120万円」ほどの予算が必要になります。

この、年に120万円を捻出できる年収はと言うと「約800万円以上」がボーダーラインとなるでしょう。

二人の子供に理想の教育をするには

最後に忘れてはならないのが「子供達への教育」です。

近年では学費の補助制度などで変わってくる部分も有りますが、幼稚園から大学まで全て「公立」に通わせた場合の平均的な教育費の総額は1人に付き「1000万円」、全て「私立」に通わせた場合は「2500万円」ほど掛かるとの調査結果が出ています。

大学に関しては公立でも私立でも総額に関して大きな差は無いのですが、小学校は公立の平均が「190万円」なのに対し、私立は「900万円」前後掛かる見通して、中学と高校も私立にすると倍以上の費用が掛かります。

その他にも、塾などの習い事や学業に付随する出費を考慮すると、環境の良い私立に通わせた場合の総額は、1人に付き「3000万円」は見ておいた方が良いかもしれません。

かなり高額な金額ですが、一括ではなく20~22年ほどかけて捻出すれば良いので、多少の猶予は有ります。

これらの事を踏まえて、子供二人に理想的な教育を施せる年収の最低ラインを考えますと「年収850万円」を超えているかが、一つのラインとなるのでしょう。
首都圏の私学に通わせる場合は「年収950万円」は必要になってくると考えておいてください。




子供二人理想の年収は?まとめ

子供二人理想年収

いくつかの観点から「子供が二人いる理想の家庭像」に必要な年収を試算してきましたが、これらの事で分かった理想の年収は……

・首都圏や大都市部に住んでいるなら「950万円」
・住まいに掛かる費用が少なく済む地域でなら「700~800万円」

この2つの年収を超えるかどうかが、理想の家庭環境を築くのに必要な年収だと感じられます。

理想的な生活を送るのは、なかなかに大変な金額に思いますが、高い年収だけでなく節約を駆使する方法もありますし、理想を目指して収入を増やす方法を模索するのも良いと思います。

ご家庭の状況を鑑みて、何が出来るかを考えてみると、理想の年収に近づく第一歩となるのではないでしょうか。

子供二人を育てていくために

使えるお金を増やそう

使えるお金を増やすのはどういうことかというと、=年収をあげる、副業をしてみるということです。

資格を取得して年収をあげる人もいれば、転職をして年収をあげるという人もいるでしょう。また副業をして稼ぐという手もあります。

節約しよう

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