お世話になった職場での先輩が産休に入る。さて、何を送ろう?
人が多い職場ですと、良くある悩みの一つです。
出産に関連する贈り物やマナーは色々と有りますが、ポイントを幾つか抑えておけば、そんな悩みも解決します。
そんなポイントと共に、おすすめのプレゼントを紹介していきましょう。
堅苦しく高い物は贈らない
産休のプレゼントや出産祝いには「内祝い」での返礼品を用意する事になりますので、あまり高価な物を送ると逆に相手に迷惑をかけてしまいます。
ですので、費用としては1000~3000円の間でプレゼントを選ぶと良いでしょう。
高くなっても5000円くらいまでで抑えるのが吉です。
そんな、相手に気を遣わせないプレゼントの中で人気なのは「本」や「タオルセット」などです。
産休中は、子供が生まれるまで妊婦には暇な時間が多くあり、そんな時にする事と言えば読書です。
先輩の好みを知っているのであれば、それに合った本を送るのでも良いですし、時間もあるので、読み応えのある本をプレゼントしてみるのも良いかもしれません。
「タオルセット」は、贈り物で貰うとガッカリするプレゼントの中でも上位に入りますが、いざ子供が生まれてみると重宝する物です。
赤ん坊の湯あみでも、吐いたミルクの掃除でも、子供が小さい内は色々な所でタオルは活躍します。
貰った瞬間は先輩もガッカリするかもしれませんが、必要になって使い始めた頃に感謝されるでしょう。
食べ物や飲み物に関しては注意する
妊娠中の人はカフェインやアルコールは勿論の事、食品添加物などにも気を付けねばなりません。
その他にも、体重増加を招く物、味覚の変化で食べられなくなっている物も避けた方が無難でしょう。
食べ物を送るのであれば、カロリーは低めでも栄養価の高い物で、食品添加物が入っていない物を選ぶことが重要です。
お勧めとしては、ヨーグルト、ドライフルーツ、ナッツ、自然素材のみで作られた物が良いでしょう。
食べ過ぎに注意を促す為に、個別梱包された物が好ましいです。
飲み物であれば、最近流行りのルイボスティー、ビタミン豊富なローズヒップティー、カフェインレスのコーヒー、保存料などの入っていない100%フルーツジュースなどがお勧めです。
ですが、カフェインが入っていないからと、安易にハーブティー関連を贈るのは止めましょう。
ハトムギ茶、カモミールティー、ジャスミンティーなどは、子宮を収縮させる作用があり母子共に危険を招く事になるかもしれません。
プレッシャーではなくリラックスを贈る
妊娠と出産が初めての人は、何かと不安になりストレスにさらされます。
味覚や体調の変化も現れる中、贈ったプレゼントでさらにストレスを感じさせてはいけません。
ベビー用品や安産祈願のお守りなどは、相手に妙な期待感を感じさせ、それがストレスになる事が有ります。
産休に入る人へ贈る物としては「生まれて来る子供」にではなく「子供を産むママ」へと向けたプレゼントを選びましょう。
そして、リラックスして出産を迎えられる様な物がベストです。
お腹が大きくなってくると、横向きで寝る事が多くなるので「抱き枕」や、楽な寝姿であるシムス姿勢を補助するクッションを贈れば、睡眠のストレスが軽減されます。
体形が大きく変わってしまうので、マタニティパジャマを贈るのも良いでしょう。
その他にも無難な選択肢としては「カタログギフト」もお勧めです。
カタログギフトであれば、変な物や他の人から贈られた物と被る事は無いですし、相手が自由に選べますので妙な重圧を与える事もありません。
この他にも妊娠中の人に贈るプレゼントは色々と有りますが、上記の三つのポイントを考えて選べば、それを貰った先輩のためになるはずです。
この機会に、日頃の感謝を込めてプレゼントを贈り、出産を終えて元気な姿で戻って来てもらいましょう。